ぐうたらpuriログ

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エロほど嗜好とか趣味がでる分野は珍しい気がします。
外国のことはよく分かりませんが、ネットで見かけた
「日本人は変態」
という言葉から考えると、日本のその分野は突出しているのではないかと。

puriは元々エロが好きなので、エロ同人を描いているわけですが、もちろん葛藤はあります。
ある作家さんがその葛藤をとても上手に言い表した一節があるので引用させてもらうと、「作家というのは精神的には裸で外を歩くようなものだ」と。
私は趣味ですが、エロに限らず作家というお仕事をされている方は、本当に大変だと思います。
自分が普段人に見せると意図しているより、もっと深い部分を表現しなければいけないことも多々あるだろうし、また、意識している以上に内面が顕になることもあるのではないかと思います。
私のような小心者は、それが快感であると同時に、ものすごく恥ずかしいことでもあります。そうして、絶えず露出の快感と、被害妄想の狭間で葛藤が起こっているわけです。

また、エロの分野でお話を作ることは、独特の難しさがあると思います。
自分の嗜好がもろに出てしまうとか、逆に好きでもない物を書く場合は精神的にキツイだろうし。
私はもろに前者のタイプで好きなものしか描きたくないんですが、同人ではむしろそれが許されているというのは、実は結構すごいことですよね？

あと、これは作っていて思うのですが、エロって大体読みきりが多く、その中でお話を組み立てようとすると、制約が多くなる。
これはミステリーやホラーなどのジャンルものを書く人共通でしょうが、エロはその中でもウリがエロになるのでエロのボリュームを優先したい、でも、きちんとした物語にしたい、と思う訳で、その配分が結構難しいな、と。
私の欠点に、「理論的に物語を組み立てようとする」という部分があって、
多分、これはエロには向かないのではないか、と最近思っています。
エロは勢いだろ！というのは頭ではわかるのだけど、照れかな？ええかっこしいな部分が出てしまっていて、どうしてもその壁を突破できなくて。
これは今後の課題かもしれない。

その為には、たまにはエロじゃないものを描いてみるのも面白いかもしれません。
でも結局エロに戻ってくるのは目に見えていますが、
一度そっちをやってみると、エロの面白さを実感できそうな気もしますし。
ただ、最近人の目を意識しての表現って、イラスト以外ではエロしかやってないので、いざ一般をやってみようと思うと、全然どうしていいのか忘れていたりして。


というわけで、テーマはエロについてですが、書いてみると全然色気のない雑談になってしまいましたね（汗）

次の雑談「お」は２回に渡って「堕ちて見る夢」と「大豆っ娘」について書く予定です。お楽しみに！
puriでした～m(_ _)m