ぐうたらpuriログ

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さて、今月は客船撃墜からスタート。

新たな登場人物は三人。
ベイリーフ警部、メルトナン、テッペウス博士。

メルトナンさんとテッペウス博士はまぁイメージ通りなんですけど、
ベイリーフ警部、なぜ金髪じゃないんだ……orz
なーんか金髪のシブイおじさまのイメージだったのにな～？
こういっちゃなんですけど、あんましかっこいいオジサマに見えないです。

可愛い少女という記号と、ハンサムオジサマという記号を比べると、
どうしても後者の方が個人での記号のイメージの差がでやすいですよね。
うーん、なかなかハンサムで中年を描くって、難しいんだろうなぁ～。

そしてとうとうきましたね、千里眼！！
ただ、千里眼のイメージは、ノーランディアの映像イメージがどうしても離れないので、
個人的に違和感を感じてしまう。
ノーランディアの幽体離脱→合体がすごくキレイなイメージで、
でもノーランディアの千里眼をただ漫画で同じに描いて正解ってわけじゃないので、
難しいですよね。
起こっている表面を描くだけだと、
超能力の神秘性というよりイッってるだけに見えちゃうので、
「超能力に見せかけたあざといウリ」が際立ってしまっているようで、非常に残念ですなorz
期待していたのは、「ふたりの内面の状態を、イメージとして読者にわかりやすく比喩する」
みたいな？？これ、言ってる私もそうとう無理があるな（笑

「今はただ千里眼が起こったふたりの反応を描いて、メルトナンさんに説明する時に読者にも種明かしをする」
という段取りだと思うのですが、でも再来月くらいまで読者置いてけぼりな感じが、
連載で読んでいるとひっかかるかな～、と。
話運びが原作に忠実なので仕方ないんだけどね。

こう考えると、単行本と連載の違いって、きっと想像するよりずっとずっと大変なんでしょうね。
ページ数があって毎月ヒキをラストに、とか、考えるだけで凄いです。

で、千里眼で見えたもの。
前回も言っていたアレ、やっぱアレのままなんですね……。
いや、最近は擦ると透明になるボールペンもあるし、わかるけど……。

うーん、SFって、時代とともに進化し続けなきゃいけない、大変な分野なんですね。